歌人が考える歌集批評会 その2

こんにちは。第2歌集『メゾン花』を出版するまでの日記です。

 

今回は、歌集批評会の運営の準備について。なんかふりかえると、「暑かったなー……晴れてよかったなー……花火がきれいだったなー……」とか、ただの夏の思い出みたいなんですが、それなりに半年間準備してきたのでした。

 

【1】とりあえず批評会に参加する

百聞は一見に如かず。とりあえず参加すると、勉強になるし運営面も参考になって一石二鳥です。参加する度に、なんとなくチェックしていたことを書きます。これは別に必須でもなんでもなくて、ただ単に私がこういうことを考えるのが好きというだけです。

・客席(会場のキャパシティ)

・価格設定

・受付・パネリスト・スタッフが何人か

・レジュメの綴じ方

・司会のアナウンスの内容

・スタッフの動き方

・懇親会会場までの距離

・パネリストや著者の服装

・休憩の有無

・マイクがハウリングしたときの対応 など

 

【2】自分でやってみる

まずは、日時・場所・司会・パネリストの優先順位を決める

「やる」と決めたら中身を決めます。言い出しっぺが動く!

 オーロラは日時→場所→司会・パネリストという優先順位でした。

 

■日時

日時は、たとえば「春秋冬は忙しいから夏がいい」→「じゃあ夏の土日にしよう」→「土曜日がいい」みたいな感じで、候補日を複数出します。やることこれだけだから!!やろう!!

 

■場所

出したら、場所を当たります。「歌集 批評会 会場」とかで検索すると、これまでどんな会場で開催されたかが分かって面白いです。

場所は、一人暮らしの家を探すような感じで進めます。「どこでやる?」「都内で?」「交通の便が良い駅がいいのかな」「歌人は迷いやすいから(※迷わないひともいる。私は比較的迷わない)駅から近いところがいいかな」「なるべく安く」「きれいなところ」とか、条件をがんがん出します。出すのはタダ!出したら、予算を立てて、仮予約をとります。これが結構埋まってるんだな〜。考えてみたらそうなんだけど……半年前に動いてるので余裕、ではなかった。別に。

仮予約をとったら、会場の下見に。実際に入って、「自分がお客さんだったらどう歩くか〜」とかをイメージします。動線の確認。大好き。あとは、インターネットで写真をみていた感じと、実際にみたときの印象は違うので、何となく「あー…」とかが分かります(察して)。下見の後で竹内さんとお話して、たしか「批評会の雰囲気は文化祭みたいな感じがいいよね」ということになり、いわゆる貸し会議室だけだった頭が、学校関係も探してみよう、と進んでいきました。あのときこころよく下見をさせてくださったり、ご協力いただいたみなさま、有難うございました……。

 

■司会・パネリスト

絶対にお願いしたいひとがいると思うので、勇気を出してアタックしましょう。歌集批評会というカードを使えば恐れ多い気持ちも少なくなる…はず…。ここらへんから迷いが吹っ切れた感じがします。だって、ご快諾いただけたら、やるしかないじゃないですか。あと希望としては、幅広い年代・所属結社の方々から意見を伺いたいという気持ちがありました。OKをいただけたら、口頭発表の時間の目安、簡単なプロフィールをお願いしたい旨をお伝えします。簡単なプロフィールは、来場者の方に向けてですね。オーロラ批評会は、目安10分、レジュメはA4の1枚、縦書きです。全体のスケジュールも関係者のみなさんと連絡をとりながら決めていきました。本当にありがとうございました……。決まったら告知です。

 (※超多忙な歌人の方にお願いしたいなら、司会・パネリスト→日時→場所とか、人気の場所でやりたいなら場所→日時→司会・パネリストとか、応用してみてくださいね。)

 

長くなりましたので、このへんで。次は告知編です。

ご覧いただきありがとうございました。いつか、本屋さんで。

 

 

第1歌集です。2年間で2000首書きました。

厳選した一部が収録されています。

オーロラのお針子 (新鋭短歌シリーズ13)

オーロラのお針子 (新鋭短歌シリーズ13)

 

『手紙魔まみ、夏の引越し(ウサギ連れ)』トリビュート同人誌です。

文学フリマで3分に1冊売れたかも。限定版は完売、通常版のみです。

連作を寄稿しています。歌集刊行前。

手紙魔まみ、わたしたちの引越し

手紙魔まみ、わたしたちの引越し

 

歌集刊行後、101首、一挙掲載。

当時のできることをやりきりました。反響が大きかったです。

飛ぶ教室 44号 2016年冬 (金原瑞人編集号 えっ、詩? いや、短歌! それとも俳句?)

飛ぶ教室 44号 2016年冬 (金原瑞人編集号  えっ、詩? いや、短歌!  それとも俳句?)

 

批評会後に寄稿した連作です。

ご指摘いただいたことを自分なりに考えた、忘れがたい夏の一連です。

ココア共和国vol.20 季刊ココア共和国

ココア共和国vol.20 季刊ココア共和国